リーダー育成

コーチング事例:教会開拓者へのコーチング事例シリーズ

青島めぐみ

 

しっかりとした福音提示

  1. 提供しているものが、亘君と鮎美さんが聞きたいと思っているものとは違う気がする。ぜんぜん求めに応えていない気がする。特にむずかしいんだ、亘君と鮎美さんは。

 

    コーチ
  1. 福音提示ができていない。関係を作ってはいるけど、福音に明確に応答するところまでは導いていない。それはあるよね。

 

  1. ダメじゃん。

 

    コーチ
  1. ダメじゃないよ。力はついてきている。それだけの回数来ているのがすごい。来ているという実績はすごいよ。接触はできるんだよ。その後どうするかはおいおい教えてあげるから心配しなくていい。 それに人が救われるのは聖霊の働きなんだ。セルリーダーの田岡さんいるでしょ。田岡さんがどんどん人を救ってきちゃうんだけど、先日私との学びのときに「なんで人が救われるのかわからない」と言ってた。 聖霊が働いているときって、そういう言い方になっちゃうのよ。何もしていないわけないんだよね。章ちゃんはやることやっている。章ちゃん、力はある。

 

  1. そのあたりがわからないんですよね。

 

    コーチ
  1. 亘君なんてもうすぐ救われるんじゃない。答えが弱いのは弱い。第1ペテロ3章15節に「あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、だれにでもいつでも弁明できる用意をしていなさい」と書いてある。 明確に答えるための用意がいるよね。それに技術は少ない。それはもたせてあげるから。

 

夫婦で互いに補いあう

    コーチ
  1. 相手の反応が読み取れないのは慎重になりすぎている?

 

  1. 慎重ですね。

 

    コーチ
  1. 先日、葛西牧師と話していて、彼が「自分は恵みを与える人、あなたは真理を伝える人」と言っていた。働きはちがうけれど補い合っている。 心は開くけど答えられないのは、章ちゃんと京子ちゃんの2人が補い合っているというのがわかっていないから。 章ちゃんを通して神が働いているときは京子ちゃんが感動していないといけない。逆も同じ。それをしていないと否定しあっちゃう。

 

    京子
  1. たとえば、ボートで説明すると、自分ではこげないし、章ちゃんがこいでいるのを見るとすごいなと思うから、否定しているわけではないと思いますけど。

 

    コーチ
  1. できる、できないではない。あるもの、ないものでもない。補いあっているもの。それぞれの働き人を用いておられる主の働きを喜んでいない。 求道者に対する2人の感覚のことを言ってるんだ。2人は違う視点をいただいている。それぞれが同じものを違う方向から見ている。

 

伝える内容を豊かにするために

    コーチ
  1. 人を恐れないこと。配慮は持ちつつ、神の視点で判断する。来なくなることを恐れてニーズに応えていくと、教会が教会でなくなってくる。真理を伝える。 マンツーマンという関係から集団を相手にするように変わってきた。伝える内容が豊かになるためのコーチングが必要。でも、それはスキルなので習得できることだから、今度、全部教えるから焦らないで。

 

  1. 亘君が聞いていることに答えきっていないと思うんですよね。

 

    コーチ
  1. いまはテキストをどうやって進めているの。テキスト全体を流して全体を把握するのか、一課一課を押さえていくのか。

 

  1. 全体を流していますね。

 

    コーチ
  1. 全体を流している背景に、切り込んでいけない弱さはないかなあ。その調子で流してやっていると全体も把握できない。一課一課押さえていったほうがいいね。納得してから進む。感想は聞けているかな。

 

  1. いえ、予期しないことが出てきそうで聞かないです。

 

    コーチ
  1. 恐れてしまって感想が聞けない。その恐れとは相手の質問に応えられないのではないかというもの。 すべてのことにすぐに応えられなくてもいいので、その感想や質問をしっかりと受け止めて次回までに調べてくると答え、次回明確に答えて信頼作りをする。 次は、入門書ならどれでもいいので、テキストを一問一答の形で丸覚えして、自分の言葉にする。キリスト教に関して疑問に思う点というのはだいたいだれでも同じだから、 テキストに載っていない切り口というのはそうそうない。または、求道者に御言葉を読むように勧める。そして、デボーションをしてもらって、わかち合いをする。人間は知性、感情、意志があるが、それらが機能するような場を作っていくと、そこに聖霊の働きかけが加えられていく。 あとは学びを工夫していく。たとえば他のクリスチャンを招いて学びをする。講師を招くのもいい。葛西牧師なんか、ビジョンを見せてくれるという点でいまの状態にとてもいいと思う。 または、処方薬を渡すというのも有益。処方薬は本やビデオ。数冊並べて選んでもらうといい。集会で持った疑問を求道者が家に持ち帰って自分で処方薬を飲む。すると、自然にそれが効いてくる。